●症例 4 10歳代 男性

●確定診断名とその説明:Angiomatous Polyps

Angiomatous polypは線維化と血管増生を伴うnasal polypでおそらくminor traumaの結果と思われる。
部位的にnasopharyngeal angiofibromaと組織学的にも混同しやすいがいくつかの鑑別点ある。

1. angiomatous polypはnasopharynxではなくnasal fossaに位置する。
2. polypはpterygopalatine fossaに進展することはなくsphenoid sinusに進展することも希である。
3. 頭蓋底を越える浸潤は見られない。
4. angiofibromaに比してfeeding vesselsが少ない。
5. CTではangiofibromaほど造影効果は見られない。
6. MRIではflow voidは見られない。
7. angiomatous polypは通常のnasal polypと同じように外科的に簡単に摘出できる。
8. angiomatous polypではangiographyやembolizationは必要ではない。

 
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moderator : 山本 正二



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