摘出標本
 
右付属器(17×16×10cm)、表面は結節状隆起で凹凸あり、弾性硬。割面にて黄色調の部分を区画する白色調の線維走行を認める。
 
病理組織像(HE染色)
 
左図:短紡錘形の腫瘍細胞が束状となり不規則に交叉している。細胞質に好酸性の部分と明るい部分があり、fibromaとthecomaの混在が示唆される。
右図:腫瘍内に細胞成分が疎であり、浮腫をきたしている部分を認める。