症例 5:40歳代 男性

他院腹部CTにて腹部腫瘤を指摘された

●提示画像(画像をクリックすると拡大された画像がみられます)

Precontrast CT


 

CE-CT(early phase)


CE-CT(delayed phase) CT、冠状断像


 

CT


@

MPR


 

MRI

左:T1WI  中:T2WI(FS)  右:T1WI(FS)

MRCP


 

US


 

ERCP


 

画像所見まとめ

・膵>後腹膜の境界明瞭な腫瘤
・CTでは濃度の高い嚢胞様.隔壁や被膜に増強効果あり.
・MRIでは水の信号に近い部分とT2強調像で水の信号より低い部分(T1強調像では水の信号より高い)からなる.
・FDGの高集積なし.
・超音波では比較的均一な低エコー,一部モザイク様.
・主膵管との交通や主膵管自体の異常なし.

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Moderator:軽部美佐子

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