症例4 20歳代  女性
血液・抗体検査結果
WBC 6900μ/L
Eo 2400 μ/L (35.6%)
抗寄生虫抗体スクリーニング検査
ウエステルマン肺吸虫 4
宮崎肺吸虫 4
肝蛭・肝吸虫 2
4:強陽性 2:弱陽性
 2ヶ月前に中国に一時帰国していた
診断
Paragonimus westermani infection

  • 日本・東南アジア・南米・アフリカに分布
  • ウエステルマン肺吸虫症
  • 宮崎肺吸虫症
  • 人間が終宿主であり、モクズガニ・サワガニの生食により感染する

感染から発症まで

  • 小腸→腹腔内
    消化器症状を呈することがある
  • 横隔膜→胸腔内(感染後 3-4週)
    気胸・胸水貯留
  • 胸空内にて虫嚢を形成し成虫へ(感染後 4-8週)
    結節影・浸潤影・空洞など
  • 宮崎肺吸虫やウエステルマン肺吸虫の大部分は、
    虫嚢を形成せず幼虫のまま
    →胸水・気胸のみ

RadioGraphics 2005;25:135-155

 
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Moderator : 大木 一剛