第305回 東京レントゲンカンファレンス
2008年05月22日開催

症例1 50歳代 女性
 

Pathological Diagnosis : Granular cell tumor, benign

 

Granular cell tumor
・神経の Schwann 細胞由来(中〜小神経)
・30-50 歳代の女性に好発
・頭頸部(特に舌)、消化管、胸壁、乳腺にみられる
・骨軟部領域では
  上肢>下肢
  皮膚、皮下組織、筋肉内
・良性が大部分、悪性は1〜2%

MRI所見
・T2WIで中~低信号. 辺縁に高信号域が見られることもある
・辺縁は不整
・大きさ4cm以下、表在性

鑑別診断
・Desmoid tumor
・Fibrosarcoma
・Solitary fibrous tumor
・Fibroma of the tendon sheath
・Dermatofibrosarcoma protuberans

悪性を疑う所見
・深在性、4cm以上
・周囲組織への浸潤傾向がある
・内部に壊死組織を認める

参考文献
Skeletal Radiol ,J(2005) 34: 625-631 , (1999 ) 28:96-99
Orthop sci(2004) 9:529-532 ,Clin ortho and related reserch (2006) 455:267-273

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Moderator:尾上 薫