症例２　70歳代　女性

腹膜リンパ腫症 peritoneal lymphomatosis

 

Peritoneal lymphomatosis

・腹膜・大網への腫瘍浸潤を初発病変とする悪性リンパ腫。
・CA125はしばしば高値を示すため注意が必要。
・NHL, Aggressive lymphomaの頻度が高い（DLBCL, Burkitt’s lymphoma etc）
・HIV感染患者に発生頻度が高いという報告がある。

Peritoneal lymphomatosisの画像所見

・大網、腸間膜脂肪織への瀰漫性腫瘍浸潤。
・腸間膜、後腹膜リンパ節腫大を伴うことがある。
・腹水貯留。
・・・
特異的な所見に乏しく、癌性腹膜炎、結核、中皮腫などとの鑑別は難しい

Peritoneal lymphomatosis

 

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Moderator：　海野 俊之

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