casetop
東京レントゲンカンファレンス TOP症例一覧 第348回症例 ≫ 症例:呈示
第 348 回 東京レントゲンカンファレンス[2013年11月28日]
症例7 40歳代 男性

【現病歴】3か月前より左陰嚢部痛あり、近医受診。 超音波検査にて左精巣内に15mm大の腫瘤性病変を認め、当院を紹介受診。
 1年3か月ほど前にも同様の症状あり、他院にて内服薬を処方され軽快していた。

【既往歴】特記事項なし

【理学所見】
・全身状態良好
・左精巣内に触診にて表面平滑な硬結を触知
・右精巣異常なし
・両側精巣とも約20mm大

【来院時血液検査データ】
(血算)WBC 6100/μl, Hb 14.2g/dl, Plt 23.9/μl
(生化学)TP 7.0g/dl, Alb 4.4g/dl, T.Bil 0.7mg/dl, AST 23IU/l, ALT 27IU/l, ALP 239IU/l, BUN 12.3mg/dl, Cre0.72mg/dl
(凝固)PT-INR 0.94 , APTT 20.2s
(腫瘍マーカー)LDH 144IU/l, AFP 2.6ng/ml(基準値10ng/ml以下),尿HCGβ 0.1ng/ml(基準値0.1ng/ml以下)


超音波
img
 
MRI /T2強調像
img
 
MRI /T1強調像
img
 
脂肪抑制 T2強調冠状断像
img
 
拡散強調画像(b=1500)
img
 
造影MRI, 脂肪抑制T1強調像
img
 
造影MRI, 脂肪抑制T1強調冠状断像
img
 
造影CT
img

 

 

診断と解説へ ▶ 画像をまとめて見る…PDF
Moderator: 横井 健人