第 407 回 東京レントゲンカンファレンス[2024年2月22日]
| 症例4 10歳代 女性:発熱、頚部痛 |
| レミエール症候群 Lemierre syndrome |
| 鑑別診断 |
・レミエール症候群
・化膿性リンパ節炎
・菊池病
・EBウィルス関連リンパ増殖性疾患
・唾液腺炎(IgG4関連疾患)
・木村病
・川崎病
・猫ひっかき病
| レミエール症候群 |
・急性咽頭感染に続発する菌血症、内頚静脈血栓性静脈炎、敗血症性塞栓
・原因菌はFusobacterium necrophorumが最多
他にFusobacterium nucleatum、連鎖球菌、ブドウ球菌、肺炎桿菌など。
・Sinave の診断基準; 以下4項目すべてを満たすもの
・嫌気性菌による口腔咽頭部の先行感染
・少なくとも1回の血液培養陽性
・内頚静脈の血栓性静脈炎
・1ヵ所以上の遠隔感染巣
・頚静脈血栓の検出に超音波検査、造影CT、MRI
・抗菌薬の普及により発症率は減少; “forgotten disease”とされていたが、報告例が増加傾向
参考文献