第283回 東京レントゲンカファレンス 2006年1月26日開催
症例8 10代後半 女性
胸部単純X線写真
右の傍椎体部に半球状の腫瘤が見られる。肺門血管影と重なっており,また,心右縁とシルエットサイン陰性であり,傍椎体付近の病変と考えられる。
胸部CT
腫瘤は単純CTでは均一な低濃度で,造影後は淡く造影されている。
T1強調画像
造影T1強調画像
MRIではT1強調画像で低信号,T2強調画像で外側部が強い高信号,内側部が中等度の高信号で造影後は淡く不均一に造影されている。
確定診断へ
moderator :南部 敦史