症例 7:40歳代 男性 |
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【主 訴】
感冒症状、胸痛、労作時呼吸困難感
以前より気管支喘息、サルコイドーシスとして当院呼吸器科に通院中であった。今回、感冒を契機として上記主訴が出現し、精査の運びとなった。
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●提示画像(画像をクリックすると拡大された画像がみられます)
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両側肺門腫大
両側肺野びまん性(やや下葉優位)に見られるスリガラス影、粒状影
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画像所見のまとめ
【胸部単純X線写真 正面像】
・両側肺門腫大
・両側肺野びまん性(やや下葉優位)に見られるスリガラス影、粒状影
【胸部単純CT】
・多発性リンパ節腫大(鎖骨上窩、両側肺門、縦隔)
・両肺びまん性の、やや不明瞭な小葉中心性の粒状影・分岐影、
スリガラス影、気管支血管束の肥厚
・多数の薄壁嚢胞、隔壁(+)
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病理組織(VATS施行)
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肺組織(右S3, S8) |
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リンパ節(#7) |
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気管支肺動脈周囲間質から肺胞隔壁にかけて
リンパ球・形質細胞の浸潤
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リンパ濾胞間領域に成熟形質細胞の
高度な浸潤
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●診断へ
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Moderator:志多 由孝
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