【主訴】複視、左外転神経麻痺 尿崩症様症状あるも放置。その後上記症状も出現。 CT, MRIにて左海綿静脈洞部を中心とする腫瘤が指摘された。2度生検行うも診断がつかず、3度目で組織学的診断が確定した。
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Coronal T1WI
Coronal T2WI
Coronal T1+CE
Axial FS T1WI+CE
CT (Bone window)
Sagittal T1WI
Sagittal T1+CE
画像所見
・Lt. Cavernous sinus 後下部を主座とするsolid tumor ・T1WIにて灰白質と同程度の低信号、T2WIにて白 質と同程度の淡い高信号。 ・内部均一で石灰化や変性はなく、やや不均一で軽 微な造影効果。 ・左ICAを巻き込み圧排するが閉塞、狭窄なし。 ・下垂体やstalkの偏位、圧排所見はごく僅か。 ・Tumor後縁で、後床突起左側や蝶形骨の一部破壊 およびclivus左側に沿った骨髄内進展 。 ・Infundibular recessに同様の小結節。
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Moderator:岡本 嘉一
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