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第327回東京レントゲンカンファレンス
2011年2月24日
症例1 0歳代 男児

【症例】小学生 男児
【既往歴】熱性けいれん6回
【現病歴】2年前に色素沈着にて近医より当院小児科紹介となり入院精査。
ACTHは3480と異常高値だが、コルチゾールは正常範囲内。部分アジソン病疑いにて経過観察されていた。 集中力が低下し、徐々に落ち着きがなくなった。徘徊行動も見られるようになり、症状が進行するため精査目的で入院。

【現症】146cm 45.5kg
意識レベル清明、瞳孔左右同大、対光反射+/+、筋力低下(−)、歩行障害(−)、麻痺(−)、深部腱反射:異常なし 
【血液検査】AST 32,ALT 29,ALP 949,LDH 214,Na 143,K 3.9,Cl 103,Ca 10.1,CRP<0.1,WBC 7400,Hb 13.5,Hct 40.9,Plt 34.9万,ACTH 3300Cortisol 0.9,抗核抗体(−)
【脳波】border line


 

頭部MRI
T2強調像
FLAIR

T2強調像
FLAIR

T1強調像
造影T1強調像

T1強調像
造影T1強調像

Key Slice

 

 

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Moderator:山口 英宣