腹部結核性リンパ節炎 abdominal tuberculous lymphoadenitis |
所見のまとめ |
膵頭部周囲の腫瘤、多房性様構造、辺縁と隔壁に強い造影効果、T2WIで部分的に低信号、傍大動脈に腫大リンパ節。
腹部結核性リンパ節炎 |
・肺外結核のうちリンパ節結核の占める頻度は約30%:大半が頸部に生じ、腹部リンパ節は稀
・腹部結核においては消化管50% 腹膜42% リンパ節8%
・中心部では乾酪壊死のため造影後には低吸収域となり、炎症の強い周辺部、辺縁部に強い造影効果が見られる。
・腹部の腫大したリンパ節は癒合傾向を示しやすく、多房性パターンを示すことがある。
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