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第 382 回 東京レントゲンカンファレンス[2018年2月22日]
症例1 学童期 男児

【主訴】左側腹部痛、嘔吐
【病歴】上記自覚し近医受診、胃腸炎と診断され内服薬処方されるも2日たっても軽快せず、
    腹部CTを施行したところ左上腹部に腫瘤を指摘され、当院紹介受診となった。
【既往歴】特記事項なし
【入院時身体所見】
 ・体温37.9℃、HR96、血圧107/72
 ・腹部は平坦
 ・腸蠕動音正常
 ・左上腹部圧痛あり、体表からは腫瘤蝕知できず
 ・反跳痛(―)、筋性防御(―)
 ・超音波で左腎腹側に6.6x5.3cm腫瘤。辺縁平滑、内部充実性。ドップラーで血流を認めない。
【入院時血液検査所見】
 T-bil 1.54, AST 24, ALT 10, LDH 239, ALP 646
 BUN 9.9, Cre 0.36, Na 131, Cl 93, K 4.0, CRP 5.86
 WBC 14700, Hb 13.5, PLT 257000
 PT% 67, APTT 32.6, INR 1.26, フィブリノゲン532, Dダイマー<1.0
 CEA 0.4, CA19-9 13.1, AFP 0.8, CA125 11.7, PIVKA2 29

Key image MRI(来院当日)
上段:in phase/out of phase  下段:T2強調像/拡散強調像
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T2強調像冠状断/T2強調像冠状断(脂肪抑制)

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Key image CT(来院翌日)

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Moderator: 戸田 悠介