●症例 1  90歳代 男性

発熱(38.6 度C)、背部痛を認め、受診。
SpO2 92-3%、胸部単純Xpにて胸水貯留を認めたため、入院となる。
入院時検査では、WBC 8600、CRP15.3、LDH 235。
胸部CTを施行したところ、左側胸壁に腫瘤を認めた。広範に進展する割に肋骨破壊が乏しいことから悪性リンパ腫を疑い、胸膜生検を施行した。なお、1年前の胸部単純Xpでは慢性膿胸は見られなかった。
●提示画像(画像をクリックすると拡大された画像がみられます)
CT  CT
肋骨破壊の乏しい左胸壁の腫瘤
 
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moderator : 山本星河



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