症例5 60歳代 男性

主訴:胸部異常陰影
現病歴:
高血圧と高脂血症にて近医経過観察中胸部異常陰影を指摘された。1ヶ月後、肺癌疑いにて受診。
●提示画像(画像をクリックすると拡大された画像がみられます)
胸部単純写真

左下肺野に心陰影と重なる索状影を認める。シルエットサインは陰性。
 
胸部CT(肺野条件・縦隔条件)

左B8気管支内腔に腫瘤性病変が認められる。気管支内腫瘍と考えられた
 
胸部CT(拡大縦隔条件)

腫瘍性病変の内部には
・CT値-90の低吸収域が認められた。
・脂肪成分が存在していると考えられた。
 
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 moderator:金親 克彦・本折 健


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