症例 2:50歳代 女性
最終診断
Serous adenocarcinoma of fallopian tube Stage蘗(T1aN0M0)
卵管癌 ・婦人科悪性腫瘍の約0.3%。 ・閉経後,50~60歳台に好発する。 ・水溶性帯下,不正性器出血,下腹痛を主訴とする。 ・組織学的には多くが漿液性腺癌で,卵巣の漿液性腺癌と同様の組織像を示し,腫瘍は卵管腔内への乳頭状発育と卵管壁への浸潤を示す。 ・MRI所見:T1強調像で骨格筋と等信号,T2強調像で高信号を呈し,増強効果を示す。 _____________________________________ PETは今回のように細胞密度の高い腫瘤は見つかりやすい
●鑑別診断へ
●症例提示へ
Moderator:町田 幹
●291回目次ページへ戻る ●東京レントゲンカンファレンス掲載目次のページへ戻る