症例2 30歳代 女性 |
主 訴:咳嗽、喀痰
現病歴:約8ヶ月前から主訴出現し、近医にて抗生剤や気管支拡張剤を処方されていたが、症状は増悪緩解を繰り返していた 既往歴/家族歴/生活歴:特記事項なし 現症:体温36.8℃、脈拍78/分、血圧123/82mmhg 胸部聴診:異常なし、その他特記事項なし 検査所見:ESR-1h:46mm(0-15)、CRP:0.32mg/dl(0-0.3) その他特記事項なし |
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画像所見のまとめ
胸部単純X線写真 正面像:左下肺野に僅かな濃度上昇 側面像:左下肺に縦に連続する索状影・・・S8の無気肺に相当 胸部CT 左下葉気管支、特に底区幹に壁肥厚と内腔の狭小化B8の内腔完全閉塞と、末梢の無気肺S8領域に過膨張が見られる同部には気道散布性の微細な粒状影が散見される |
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Moderator : 志多 由孝 |