症例2 30歳代 女性 |
解答:気管支結核 |
追加情報
紹介医の添書で喀痰塗抹陽性の記載あり 入院時喀痰塗抹でガフキー7号 喀痰培養およびPCRにて結核(+) 入院後の気管支鏡にて左底区気管支幹に狭窄あり、周囲に痰の付着とポリープ様の構造を認める。B8入口部は同定できず |
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その後の経過 抗結核薬4剤投与にて症状は改善し、排菌も陰性化した9ヶ月後のCTでは以前見られた気管支壁肥厚、内腔狭小化、B8の閉塞、末梢の無気肺に改善・縮小が見られる |
S8領域の過膨張はやや残存するが、同部の気道散布性の微細な粒状影は消失している |
気管・気管支結核
【概念】区域性気管支より中枢の気管・気管支に生じた結核性病変
【症状】咳嗽、喀痰、発熱、喘鳴: 頑固で長引く咳が特徴 |
気管支結核の画像所見
【胸部単純X線写真】 |
鑑別診断
など |
・症例提示へ |
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Moderator : 志多 由孝 |