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第319回東京レントゲンカンファレンス
2010年2月25日
症例3 60歳代 男性

【主訴】咳嗽
【現病歴】
 7月頃より乾性咳嗽出現。
 近医受診しCT、喀痰細胞診等施行されるも原因はっきりせず。
 9月に当院呼吸器科を紹介され受診。結核も否定できず気管支鏡施行→緑膿菌が検出されるのみ。
 DPBとしてマクロライド系抗生剤による治療を行いながら経過観察となった。
 その後の症状と画像所見は改善と増悪を繰り返していたが、4年後7月に喀血にて当院救急外来を受診し、入院となった。
【既往歴】高血圧、うつ病、緑内障、前立腺肥大、パーキンソン病
【家族歴】心筋梗塞(兄)、結核・悪性疾患はなし
【喫煙歴】 Ex-smoker 20〜45歳×60-65本
【血液生化学所見】 (入院時)
 WBC 8300、HGB 12.0、PLT 36.5万、CRP 3.8↑
 肝・腎機能、電解質等異常なし

 

CXR(10月) CXR
   
CXR(11月) CXR
   
CXR
(翌年3月)
CXR

 

 
CXR
(4年後7月)
CXR

胸部CT(10月)
CT
胸部CT(11月)
CT
胸部CT(翌年3月)
CT
胸部CT(4年後7月))
CT




 

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Moderator: 村石 懐、負門 克典、松迫 正樹、齋田 幸久