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第327回東京レントゲンカンファレンス
2011年2月24日
症例2 40歳代 女性

【主訴】歩行障害、構音障害、嚥下機能障害
【既往歴】小児喘息、白内障(1年前)
【嗜好暦】アルコール、タバコなし
【現病歴】出生は正常分娩。小学校では駆け足は速かったとのことだが、成績は一貫して(下の方)であった。
34歳頃から転倒するようになり、その後徐々に悪化、40歳頃から近医で加療されるも走れなくなり、歩行も不安定になった。43歳頃にはつかまり立ち/つかまり歩きとなり、発語や嚥下困も出現、物への執着傾向等の精神的変容も認められた。
【家族歴】特になし

【入院時検査所見】
WBC 6400/μl,RBC 496×104/μl,Hb 14.4g/dl,Ht 42.1%,Plt 35.7×104/μl,GOT 12 IU/L,GPT 13 lU/L,LDH 114 lU/L,ALP 206 IU/L,γ-GTP 13 IU/LCK 33IU/l,T.Chol 147mg/dl,TG 155mg/dl,HDL-C 48mg/dl,TP 6.6g/dl,Alb 3.7g/dl,UA 4.1mg/dl,BUN 9.5mg/dl,Cr 0.44mg/dl,Na 141mEq/L,K 3.4mEq/L,Cl 106mEq/L,Glu 81mg/dl,CRP <0.10mg/dl,IgG 1309mg/dl,IgA 298mg/dl,IgM 119mg/dl,IgE 438mg/dl



頭部単純CT

頭部単純MRI(T2WI)
頭部単純MRI(FLAIR)
頭部単純MRI(T1WI)

 

 

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Moderator:山口 英宣