ボリコナゾール誘発性 骨膜炎 Voriconazole-induced periostitis |
▼ 右前腕単純写真 現在 | |
▼ 単純CT:右手指 / 右前腕 |
▼ 右前腕MRI:T1強調像 / T2強調像 |
まとめ |
・尺骨骨幹、尺側指基節骨
診断:Voriconazole-induced periostitis |
Voriconazole-induced periostitis |
2009年:
・ボリコナゾールが長期投与されていた肺移植後患者5名に発生した骨膜炎
Wang TF et al. Am I Transplant 2009 Dec;9(12):2845-50
2011-2012年にかけて10文献(PubMed)
・多くは移植後患者
・Multifocal nodular periostitis
Voriconazole [ブイフェンド®(ファイザー)] 2002: FDA承認
Cytochrome P450 inhibitor |
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【画像・臨床像】
・肥厚性骨関節症に類似した画像
・ALPの著明な上昇
・薬剤停止とともに速やかな症状消退
【原因】血管新生因子との関わり
ボリコナゾールに含まれるフッ素などが関連(ボリコナゾール投与患者で血中F高値)
【その後の経過】薬剤停止にて症状は速やかに軽快
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