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第 338 回 東京レントゲンカンファレンス[2012年9月27日]
症例6 60歳代 男性 
 

【主訴】右鼠径部痛、陰嚢腫大
右鼠径部の違和感が出現。徐々に右陰嚢が腫大し、精巣から鼠径部にかけての疼痛が出現したため、近医受診。
精巣腫瘍疑いにて当院、精査加療目的で紹介受診となった。

【既往歴】
・30歳代 左精巣腫瘍(seminoma)摘出術+Radiation
・60歳代高血圧症 大腸ポリープ 経過観察
・60歳代幽門部3型胃癌 (幽門側胃切除術+術後化学療法(TS-1+CDDP)

【生活歴】喫煙なし、飲酒なし
【家族歴】父:膵癌/母:大腸疾患(詳細不明)/次兄:肝臓癌、糖尿病

【入院時検査所見】
・TP 6.7g/dl, UA 5.8mg/dl, UN 22mg/dl ↑, Cre 1.00mg/dl, T-Bil 0.73mg/dl, AST 19IU/l, ALT 13IU/l, ALP 215IU/l, γGTP 12IU/l, LDH 183IU/l,BS 116mg/dl↑, Na 140mmol/l, K 4.3mmol/l, Cl 103mmol/l,
・WBC 4.6×1000/μl, RBC 497×10000/μl, Hgb 11.3g/dl↓, Hct 35.8%, PLT 13.5×10000/μl
・CEA2.0ng/ml, AFP4ng/ml, HCG0.1IU/ml, CE125 8U/ml, CA19-9 6U/ml, PSA1.87ng/ml


単純CT
造影CT
T2WI
非造影T1WI脂肪抑制
造影T1WI 脂肪抑制
造影T1WI 脂肪抑制

DWI

 

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Moderator: 山城 雄貴