●症例 3  20歳代 男性

鑑別診断:
鑑別診断は腹部単純CT画像にて肝実質が高吸収を示す疾患として以下のものが挙げられる。

 1. 肝型糖原病
 2. ヘモクロマトーシス
 3. 金製剤
 4. アミオダロン
 5. Wilson病

しかし、アミオダロン、金製剤は内服既往で鑑別可能で、Wilson病は臨床的に鑑別可能である。腹部US所見ではヘモクロマトーシスは肝実質エコーは正常か肝硬変様であるが、肝腫大は伴わないため、本症例とは合致しない。

 
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moderator : 小林 憲



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