●症例 2 10代女児 |
確定診断;亜急性壞死性リンパ節炎 検査所見は、白血球1900、血小板122000と低下、CRP2.62と上昇していた。血液諸検査、骨髄生検の結果、ウイルス感染、結核性リンパ節炎、膠原病、血球貧食症候群、悪性リンパ腫は否定的であった。左頸部の腫脹は自然軽快しつつあり、生検は行わなかったものの、亜急性壞死性リンパ節炎の診断にて、抗生剤、ステロイドなどの投与は行わず、経過観察のみとした。3週間の経過で、左頸部腫脹はほぼ消失、白血球、血小板、炎症反応の正常化を認めたため、退院となった。 亜急性壊死性リンパ節炎 |
●鑑別診断へ戻る |
●症例提示ページへ戻る |
moderator : 竹政和彦 |
●第255 回レントゲンカンファレンスのページへ戻る |
●東京レントゲンカンファレンス日程表掲載のページへ戻る |