症例 6:40歳代 女性

1年前より会陰部腫瘤を自覚していたが、徐々に増大したため来院。穿刺吸引を試みたができなかった。
・ 臨床症状:なし
・ 既往歴:なし
・ 腫瘍マーカー上昇なし

●提示画像(画像をクリックすると拡大された画像がみられます)

T2WI矢状断像


 

T2強調横断像


 

T1強調横断像


 

T2強調冠状断像


所見まとめ

・会陰部右側の境界明瞭な腫瘤状構造。
・周囲構造の圧排はあるが、浸潤傾向はみられない。
・T1強調像では筋とほぼ同程度の低信号を示し、内部に一部高信号を含む。
・T2強調像では高信号を示し、内部に不均一な信号がみられる。

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Moderator:軽部美佐子

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