症例 8:40歳代 男性

主訴:認知症、左不全麻痺
既往歴:特記すべきことなし
病歴:
3ヶ月前に発熱、嚥下痛があり。胸部単純写真で異常を指摘され、カリニ肺炎と診断され、HIV陽性である
ことを指摘された。
3週間前より進行性の認知症、および左上下肢の不全麻痺を認めたため、精査加療目的で入院となった。

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MRI







脳病変

・両側非対称の大脳白質病変、右視床病変
・拡散強調像で大部分の病変が高信号
・造影効果はなし
・皮質下白質でT2WI、T1WI信号変化が高度
 一部はU-fiberに沿っている

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Moderator:石亀 慶一

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