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第 353 回 東京レントゲンカンファレンス[2014年6月26日]
症例4 40歳代 女性

【主訴】歩行時のつっぱり感
【現病歴】
  幼少期は運動が極端に苦手であったが、検診時に特に異常を指摘されたことはなかった。
 30歳頃より、歩行時の「つっぱり感」が出現した。緩徐に進行していたため、35歳時に神経内科を受診した。
 弟にも同様の症状があり、精査目的で入院歴あり。
【既往歴】なし

【来院時身体所見】
 両上下肢深部腱反射亢進、両下肢痙縮、上下肢遠位筋MMT低下、指鼻試験陽性、水平方向性注視時眼振、
 構語障害(運動失調性)、両手足変形

【検査所見】
 血液検査:特記すべき事項なし
 髄液検査:特記すべき事項なし
 神経電動速度:感覚神経伝導速度優位に、一様に遅延を認める


頭部単純MRI
FLAIR
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T2WI
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T2WI 

  TT1WI(sagittal)
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Moderator: 宇賀神 敦