【主訴】歩行時のつっぱり感
【現病歴】
幼少期は運動が極端に苦手であったが、検診時に特に異常を指摘されたことはなかった。
30歳頃より、歩行時の「つっぱり感」が出現した。緩徐に進行していたため、35歳時に神経内科を受診した。
弟にも同様の症状があり、精査目的で入院歴あり。
【既往歴】なし
【来院時身体所見】
両上下肢深部腱反射亢進、両下肢痙縮、上下肢遠位筋MMT低下、指鼻試験陽性、水平方向性注視時眼振、
構語障害(運動失調性)、両手足変形
【検査所見】
血液検査:特記すべき事項なし
髄液検査:特記すべき事項なし
神経電動速度:感覚神経伝導速度優位に、一様に遅延を認める
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