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第 355 回 東京レントゲンカンファレンス[2014年10月23日]
症例1 70歳代 男性

【主訴】下肢冷感(左>右)

【現病歴】
・狭心症に対しCABG施行2週間後に下肢冷感(左>右)を急性発症したため、CT Angioを施行。
 脱水などによるPADの急性増悪と診断された。
・CKが22000U/Iまで上昇したため整形外科consultが行われたが、薬物療法のみで加療が開始された。
 3週間後にfollow upのCTが撮像された。

【既往歴】HT(+), HL(+), DM(-) その他特記すべき既往なし

【嗜好歴:喫煙】10本/日x50年, 飲酒:日本酒銚子1本/日

【Vital(3週後f/u時)】BT 37℃台前半, HR 90/分, BP 120/70bpm

【L/D(3週後f/u時)】
 WBC 8100/μl
 RBC 275x104/μl
 HGB 8.4g/dl
 PLT 54.6x104/μl
 PT-INR 1.51
 LDH 280U/l
 CK 204U/l
 CRP 4.4mg/dl

 

CT (下肢冷感発症時)

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CT(3週後f/u時)
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単純/動脈相/静脈相
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Moderator: 相馬 崇宏