第356回東京レントゲンカンファレンスは、北米放射線学会の開催も間近である11月27日に開催されましたが、学生、留学生、初期研修医も含めて188名という多くの方に参加いただきました。 スクリーンが後方にも設置され、会場の構造上前方のスクリーンの下部がみえにくいという点は少し緩和されたかもしれません。症例は教育的なものが多く、ディスカッサーの先生方の読影および鑑別診断の進め方は、以前と比べて皆さんスマートで感心いたしました。おかげで、参加された方々も画像をじっくりとみることに集中できたと思います。やはり教科書で学んだものよりも、カンファレンスで実際に議論された症例は長く記憶に残るものです。放射線科医の皆で経験と知識を共有するという意味でも、モデレーターの先生方には今後もご協力よろしくお願いいたします。