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第 371 回 東京レントゲンカンファレンス[2016年10月27日]
症例2 40歳代 男性

【主訴】 右眼突出
【現病歴】 ヨガ中に右眼が突出することを鏡を見て気づいた。
  近医眼科を受診し、MRIを撮影したが明らかな異常所見は認めなかった。当院眼科を紹介受診となった。

【既往歴】 特記すべき事項なし。
【身体所見やその他検査】
〈眼球突出度〉
 座位: 右眼 12.0mm, 左眼 13.0mm
 倒立時: 右眼 16.0mm, 左眼 12.0mm
〈眼球運動障害・複視〉: 座位で認めないが、倒立時で全方向で出現。

【血液生化学検査】
白血球 8200 /μl
赤血球 448 X104/μl
血小板 17.6 X104/μl
Hb  13.9 g/dl
AST/ALT 25/14 IU/L
ALP/γGTP 269/14 IU/L
BUN/Cre 13.7/0.84 mg/dl
Na/Cl/K 143/104/4.6 mEq/L
 

 

前医MRI(2ヶ月前):脂肪抑制T2WI / T1WI / 脂肪抑制造影T1WI
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当院MRI(他医MRIとは条件を変えて撮像):脂肪抑制T2WI / T1WI / 脂肪抑制造影T1WI
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Moderator: 田島 祐