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第 377 回 東京レントゲンカンファレンス[2017年6月22日]
症例7 70歳代 女性

【現病歴】
X-1年11月、左頬部腫脹を自覚した。
X年2月、腫脹は経時的に増悪し、痛みも出現したため当院耳鼻科を受診し、CT検査が施行された。皮下の炎症病変と判断され抗菌薬5日分を処方された。
X年2月、左頬部に腫瘤様のものが出現し、当院耳鼻科を再度受診した。
X年2月、造影MRI検査が施行された。

【既往歴】
10代後半  両側上顎洞篩骨洞根本手術
50代後半  右眼窩腫瘍の生検  →炎症性偽腫瘍

【内服薬】
プレドニゾロン錠5mg 2錠1X、ネキシウムCap20mg 1Cap1X

【血液検査(X年2月)】血液検査  
血算       生化学    
WBC 8.3×103 /μL   CRP 0.29 mg/dl
(Neu 87.3 %)    Cr 0.66 mg/dl
RBC 425×104 /μL   AST 18 U/L
Hb 13.3 g/dL   ALT 16 U/L
Plt 14.4×104 /μL   Na+ > 142 mEq/L
        K+ 4.0 mEq/L
        Cl- 106 mEq/L


CT(X年2月)
単純CT軸位断 軟部条件 / 単純CT軸位断 骨条件

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MRI(X年2月)
@T1強調画像/ AT2強調画像 / B脂肪抑制Gd造影 T1WI / CDWIBS b=1000/ DADC map 以上、軸位断

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Moderator: 菊地 智博