今回も多彩な症例が出題されましたが、それらの中のいくつかの症例では病歴の中に診断に結び付くヒントが含まれていました。日常診療でも病歴が大切なのは当たり前のことですが、出題症例でもそれが強調された形となっており、好ましい印象を受けました 。
ところで、2月22日第32回日本画像医学会において第1回東西レントゲンカンファレンスが開催されました。長い歴史を有する東京と関西のレントゲンカンファレンスの交流を図る企画として福田国彦先生のご発案で実現したものです。和やかな雰囲気の中、充実した内容の会となり、成功であったものと思います。来年以降も継続して開催されることを念願しています。